受賞報告(伊藤(聡)研究室 大内翔平さん)
下記の通り、伊藤(聡)研究室 大内翔平さんが受賞されましたので
お知らせいたします。受賞おめでとうございます。
受賞者:伊藤(聡)研究室 大内翔平さん
学会名:第37回日本医用画像工学会大会
受賞名:奨励賞
受賞年月日:2018年9月13日
第37回日本医用画像工学会大会 奨励賞 受賞にあたって
●受賞研究内容
医用画像診断装置MRIでは、撮像時間を高速化するための手法として、圧縮センシングの応用が進んでいる。圧縮センシングによれば、画像の撮影に必要な信号の収集量を削減できるため、撮影時間が高速化される。しかし、コンピュータ上での画像再生処理には、信号量を削減した分、従来よりも多くの時間を要するという問題がある。本研究では、圧縮センシングによる画像再生処理に深層学習(AI)を使用する手法を提案し、有効性の検討を行った。その結果、画像再生処理が大幅に高速化され、高品質化への可能性が示された。
●受賞にあたってひとこと
この度は、このような素晴らしい賞をいただくことができ、嬉しく思います。
また、伊藤聡志先生や研究室の皆様をはじめ、研究環境(MATLAB)の構築でお世話になった技術職員の方など、ここでは挙げきれませんが、本研究を行うにあたって関わっていただいた全ての皆様に感謝いたします。
本研究には、まだまだ多くの課題がありますので、引き続き取り組んでいきたい所存です。