組込みFPGA設計プラットフォーム
背景
FPGA(Field Programmable Gate Array)を用いたハードウェアによる効率的な並列処理は,高性能計算やリアルタイムシステム構築などの様々な場面で用いられています.しかし,FPGAを扱うには一般的にハードウェア記述言語(HDL: Hardware Description Language)による設計を必要とし,ソフトウェア開発者からは敷居が高いという問題があります.
概要
本研究プロジェクトは,FPGAにプログラムするハードウェアを抽象化する手法を研究しています.FPGA上のハードウェアを抽象化することにより,ソフトウェア開発者はFPGA上の回路・計算リソースを抽象的な部品として容易に使用することが可能になると考えられます.更にホストシステムからFPGAを操作する実例を示すことで,FPGAを含むシステム開発における提案手法の有効性を示していきます.
プロジェクト
- 低消費電力ロボット応用の為のFPGAコンポーネント化技術の研究開発(総務省SCOPE)プロジェクト
- FPGAによるロボット向けリアルタイム制御処理
- FPGAによるリアルタイム画像認識処理の実現
外部発表
プロジェクトリーダー
- 大川 猛 (助教)
プロジェクトメンバー(2017年度)
- 松本 拓也(MC2)
- 菅田 悠平(MC1)
- 新井 健太 (B4)
- 征矢 あおい (B4)