受賞報告

・2010年度映像情報メディア学会学生優秀発表賞

・受賞報告 鈴木 俊郁

 下記の通り、阿山・石川研究室の矢口さんが受賞されましたのでお知らせいたします。
  鈴木 俊郁(スズキ トシフミ)     
  受賞名:2010年度映像情報メディア学会学生優秀発表賞
  学会名:映像情報メディア学会
  発表題目:様々な周辺輝度条件における2刺激間の境界検出
  受賞年月日:平成 221214

・受賞論文内容

 本研究では、様々な視環境に適応したディスプレイの階調設計を目的とする基礎研究を行った。 具体的には、様々な周辺輝度条件下において、境界が存在する2刺激間の輝度差の弁別閾値を測定する実験を行った。 その結果、実質的ダイナミックレンジの測定可能性を示唆した。 また、得られた弁別閾特性から人間の視覚刺激に対する応答曲線の導出を試みた。

・受賞にあたって一言

 本研究は、実験に多くの時間を必要とするため、成果が出るまでに長い時間がかかっていましたが、今回、このような賞を受賞する事ができ、大変光栄に思います。 これもひとえに、主導教官である阿山教授、石川助教、そして共同研究者であるキャノン株式会社の川井様、小山様をはじめ社員の方々、および国際医療福祉大学の江田先生の御指導の賜物であり、 更に、鈴木智也先輩、笹沼将敏君を始め、阿山・石川研究室の皆さまのご協力のお陰でございます。 この場をお借りして深く感謝申し上げます。また、私自身としましては、この経験を励みとして、研究の更なる発展に努めていきたいと思います。