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受賞報告(横田・大津・大川研究室修了生 椎名 敦之)

下記の通り横田・大津・大川研究室修了生の椎名 敦之さんが
受賞されましたのでお知らせいたします。
受賞おめでとうございます。


受賞者:椎名 敦之 (2013年度情報システム科学専攻修了)
学会名:情報処理学会  情報処理学会第76回全国大会
受賞名:学生奨励賞
受賞年月日:2014年3月13日
受賞対象:コード差分実行に基づいた時短シミュレーションの有効性


【受賞論文(研究)内容】
近年の計算機アーキテクチャの高性能化に伴い、それらを有効に活用するための
ソフトウェア最適化の需要が高まっている。
新規の計算機アーキテクチャの開発ではシミュレーションが行われるが、最適化
の評価のために複数のコードをそれぞれ実行していくと多大な時間が必要となる。
そこで我々は、チェックポインティングによる時短シミュレーション法を提案した。
これは、プロセスの保存と再開を可能にするチェックポインティング技術と以前
の実行情報を利用するコード差分実行によって、シミュレーション時間の短縮を
図るものである。
本稿では、従来のシミュレーションに提案手法を適用した場合の効果について述
べ、チェックポイントのタイミングなど更なる短縮効果が期待できる方法を検討
する。

【受賞にあたって一言】
この度、情報処理学会からこのような賞をいただき、大変光栄に思います。
日ごろの研究においてご指導くださった大津先生、大川先生、横田先生、そし
て研究室の皆様に深く感謝を申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も頑張
ります。